■実話ときどき法螺

60代主婦の、実話だけではおもんないし

フェリー2

娘を案じて真夜中のフェリーで神戸へ通っていたのはもう20年ほども前の話になる。
5年ほど前、久しぶりにふと思いついてフェリーに乗ってみたら案外楽しかったのだ。
関西方面の友人と飲んで、そのまま深夜のフェリーで帰るというスケジュールで出かけてみたらこれが案外快適だった。
飲んだらそのあとはホテルに泊まるしかないと思い込んでいたが、前日は京都で母孝行にあて、翌日前半はショッピング、夕方から梅田や三宮で友人と飲み、フェリーで帰れば、週末の2日間がまるまる活用できるし、飲んだ後のフェリーでは熟睡できるし、いいことずくめじゃん!ってことに気付いたのだった。


つい最近もフェリーを使って娘と二人で遊んできた。
土曜日深夜のフェリーに乗って早朝に神戸につき、少し仮眠を取った後フェリーターミナルビルの中で洗顔やヘアメイク、着替えもゆったり済ませ、いざ、神戸の街へ。
三宮のこじゃれたベーカリーカフェで朝食。
阪急で西宮へ向かい、そこでマチネ観劇(キョンキョン主演の「阿修羅のごとく」)。
終演後西宮ガーデンズでショッピングして三宮へ。4時から開いてる居酒屋に入って二人でカンパーイ!(なんとこの日は娘の誕生日でもあったから祝杯だ)

14歳から30歳まで小難しい神経症状に苦しみ、青春時代の楽しい思い出もなく過ぎた娘は今40歳の青春を楽しんでいるらしい。

ときどき母孝行のつもりかこうして小さな旅に付き合ってもくれる。
居酒屋でそんな母と娘のおしゃべりは尽きない。
ビールも進んだ。
結構飲んで食べていい気分で店を出たら、まだ時刻は7時過ぎで、「7時20分のフェリー間に合うじゃん」
深夜便より一本早いフェリーに乗って爆睡の間に高松港に着きました。

これ、使えるね!
また、こんな風に親子飲み会しようね!

恋人とのデートもお忙しいでしょうがよろしくお願いします。